今回、発表会で初めてデュオで演奏する方のお宅へリコーダーの出張レッスンへ行ってきました。
普段は8人のグループレッスンでリコーダーアンサンブルに取り組んでいますが、発表会では全員でのアンサンブルに加え、ソロはデュオで演奏される方もいます。
今回はデュオで演奏する方のお宅へお邪魔し、出張レッスンとなりました。

初めてお伺いしましたが、行ってみてびっくり。
レッスン仕様のセッティングが完璧にされてました!
あとは楽器を出したらすぐ吹ける、最高ですね。
取り組む曲はテレマンのソナタとサンマルティーニのソナタ。
どちらもAllegro(軽快・快活に)の難しい曲です。
演奏を聞かせてもらうとAllegroのイメージを持っていて、お互いに合わせて吹こうとしていることが伝わる演奏でした。
今回はこの曲の第一回目のレッスンだったので、少し速度は落として、響きのあるいい音で吹いてもらいレッスンを進めていきました。
音そのものをしっかりと響かせ、自分自身で聴くことでその音がどこに向かっていくか、2つの音が一緒になったときにどんな表情になるか、見えてくると思います。
また音の長さについても考えていきました。
同じ八分音符なのに、音が漠然と長かったり短かったりするところがあったので、まずは全部きっちり八分音符の同じ長さで練習します。
そうすると、同じ八分音符なのに「ちょっと長めにしたいな」「短いほうが合ってるな」と思う場所が出てきます。
・・・なんてやっているとあっという間の一時間。
いくつか宿題を残してレッスンは終わりました。
次回はどんな演奏になるか、本番ではどんな音楽になるか、とても楽しみです。
湖月音楽教室ではフルート、オカリナ、リコーダー、各種アンサンブルや合奏の出張レッスンを行っております。
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栁沼拓朗