11月26日に開催されましたトリオコンサート、無事終演しました。
当日は大変多くの方にお越しいただきましてありがとうございました。

私(栁沼拓朗)にとってはフルートの師匠である菅井春恵さんとの共演をさせていただけたことが大変光栄であり、リハーサルから本番まで学びの多い時間を過ごすことができました。

コンサート中、曲間で少しお話をしながらの進行でした。
その中で菅井先生に「これからの夢、ビジョン」をお尋ねしました。
するとその回答が
「一生フルートを上手くなりたい」
でした。

私はこれに衝撃を受けました。
現状に満足せず、まだまだ上を目指す、それもずっと先まで。
そしてそれが出来ると信じているからこその発言だと思います。

客席には100名ほどのお客さま、その前で堂々と宣言される師匠の姿には感動でした。
「自分にはフルートや音楽に対しそれほどのモチベーションがあるのか、正直すぐ答えられない」
というのが率直な感想であり、ステージでもそのまま話しました。
すると菅井先生からさらに一言

「まだまだよ!」

はい、頑張ります。
きっと先生の『一生上手くなる』には先生自身はもちろん、教え子やさらにその生徒たちも含んでのことと思います。
みんなで高め合って、そしてフルートを通じて音楽を学び楽しんでいく。
それがきっと幸せなことなんだな、と改めて感じました。

この経験を今後の演奏活動はもちろん、フルートやピアノ等のレッスンにも生かしていきたいと思います。

今回のコンサートにあたりまして書ききれないくらい多くの方々にお世話になりました。
この場をお借りして感謝申し上げます。