今回、フルートのYさんは発表会で「大きな古時計」を演奏します。
Yさんのお母さんはピアノの先生をされています。
演奏するにあたり
「お母さんの伴奏で演奏するのはどう?」
と相談したところ
「やる!」
の返事だったので、お母さんにお願いして母娘の演奏となりました。

先日はお母さんにお迎えを早く来ていただき、レッスン室で合わせをしました。
さすがピアノの先生、伴奏バッチリです。
僕が驚いたのはYさん、家で合わせていたとはいえ、体の向きを客席側(伴走者とは逆側)にして吹いても演奏が崩れずに吹くことができてました。
後ろから聞こえてくる伴奏と合わせて演奏するのってなかなか難しいんですよね。
小さいうちからアンサンブルできることは素晴らしいことだと思います。
発表会まではまだ時間がありますので、さらに踏み込んで「フレーズの終わりの音の吹き方を気を付ける」「音の強弱をつける」ことを次の課題にしました。
演奏する人も、聴いている人も良かったと思ってもらえるようにレッスンをしていきます。
湖月音楽教室ではアンサンブルを大切な課題としています。
音楽は一人でやるよりも、二人三人もっと多くの人とやるともっと楽しくなると思います。
レッスンの中で、先生と、友達と、親やきょうだいと、アンサンブルをしながら音楽を学んでいくと成長するのはもちろん、練習も楽しくなると思います。
栁沼拓朗